海外では ~職場とLGBT~

ご無沙汰しております。
社会保険労務士事務所みらいの飯村です。

 

毎回、ブログの冒頭にピアノに関していろいろ書かせていただいていますが、
先日、とうとう! 遂に! ストリートピアノを弾いてきました。

平日、時間休を取得した病院通いのついでに、人の少ない時間を見計らって
こっそり弾いてみたのですが。

ドキドキした!恥ずかしかった!何か所も間違えた!緊張して段々早く
なってしまった!
けれど、何とか最後まで弾き終えることができた!!感無量!!!
でした。

職場近くの関内駅と馬車道駅にもストリートピアノが設置されているのですが、
有名なピアニストの方々も弾きに来られているピアノなので・・・

もっと練習して、上手になってから弾いてみたいと思います。

 

 

11月22日から、2022サッカーワールドカップが、中東のカタールで行われて
います。

カタールでのサッカーワールドカップ開催が決定されたころから、カタールの
様々な人権問題について指摘されてきたようですが、今回、LGBTに関して
いくつかニュースに取り上げられていました。

 

今回の大会で、ヨーロッパの7チームが、性的マイノリティ等へに対する
差別撲滅のメッセージを込めた腕章着用を、国際サッカー連盟が禁止した、
というニュースです。

この腕章を着用して出場した場合、イエローカードを受ける可能性があるとして
チームは着用を断念したそう。

 

今回のサッカーワールドカップカタール大会に関しては、上記のニュースの
他、大会開催前にカタールの元代表がドイツでテレビ出演した際に、LGBT等へ
の差別的発言を行ったと批判されるニュースが出ていました。

   

 

  

カタールでは、同性愛は法律で禁止されています。

カタール人のほとんどはイスラム教徒(大部分がスンニー派)で、法律は
シャリーア(イスラム法)と一般法が併用されています。
(在カタール日本国大使館ホームページより)

 

イスラム教の聖典、コーランでは同性愛は禁止されていると解釈されています。

サウジアラビアやイランなど一部の国では、同性同士の性行為に対し、死刑を
科す国もあります。

 

サウジアラビアでは、ショッピングモールなどの店舗で虹色のおもちゃを回収した、
同性愛表現が含まれている映画の公開が禁止された、などのニュースも
見かけます。

 

日本では、性的マイノリティであることを理由とする偏見や差別は、人権問題
として、啓発活動やハラスメント防止などの取り組みがされていますが、
海外では、、、同じではありません。

  

そんなニュースを見て複雑な思いを抱いていましたが、先日、LGBTに関する
労災認定の事案が公表されました。

 

神奈川県内にある労働基準監督署で6月30日に認定された、職場で受けた
SOGIハラでうつ病を発症したとして、労災認定が認められた事案です。

 

「SOGIハラ」について、以前少しだけご説明しましたが、NHKのホームページ
に、分かりやすくまとめたページがあります。

とても分かりやすいですので、労災認定の事案についてご紹介する前に
是非ご覧いただきたいな、と思います。

 

次回のブログでは、この労災認定について、詳しく取り上げたいと思います。

 

そういえば、以前子供が言っていて驚いたことがありました。
保育園児だった娘が、何かの拍子に、「男同士は結婚できないんだよ~」と
言っていたこと。

家庭では、そのような話は一切したことはありませんでした。
恐らく、保育園でお友達か先生から聞いてきたのでしょうか。

その考えを持っていなかった小学校の息子は、びっくしりた表情をしていました。

突然のことに、二人に対し何も言うことができなかった自分自身を反省しています。

教育って大事だな、と思いました。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

「人」と「組織」と「社会」のみらいのために

社会保険労務士事務所みらいのメンバーブログを、
どうぞよろしくお願い申し上げます。

飯村

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