
ご無沙汰しております。
社会保険労務士事務所みらいの飯村です。
2月。
いろいろありました。
上の子の小学校の学級閉鎖があり、在宅勤務でどうにかくぐり抜けました。
とその2週間後、今度は下の子の小学校の学級閉鎖に遭遇。
元気にオンライン授業を受ける子供の横で、在宅勤務をさせていただきました。
ああ、一年生の授業って、こんなに大変なんだ、と実感しました。
「せんせー!トイレ行ってきていい~」とか、いきなり歌いだす子とか、
「昼ご飯はマックだったよ~」とか。
みんな、好き勝手しゃべってる…
(ダメだよ!みんな!集中して!)
そんな中で怒ることなく、子供たちに適宜声を掛けながらてきぱきと授業を
進めていく先生。
改めて尊敬しました。
そして、タブレットを上手に使いこなせているのも驚きでした。
子供達のデジタルリテラシーがコロナ禍によって各段に向上していると
実感しました。
SOGIとLGBTQIA+
SOGIとは、性的指向(好きになる性)と、性自認(自分がどんな性別だと
思うか)という認識です。
「SOGI」(ソギ、ソジ)とは「性的指向(Sexual Orientation)」と
「性自認(Gender Identity)」の頭文字をとった言葉。
LGBTが「誰」を好きになるのかということを指すのに対して、SOGIは
「自分自身をどういう性だと思うか」、「どんな性別の人を好きに
なるのか」という状態を指します。
LGBTとは、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの方々
を指しますが、SOGIはLGBT以外の方々も全て含めた考え方です。
レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、は性的指向に関するものとなり、
トラスジェンダーは、性自認に関するものです。
2つが混ざることにより偏見や誤った認識を生む恐れがあります。
また、以前のブログでご紹介したとおり、LGBTのみではない、多様な
性のあり方もあることが広く知られるようになりました。
そのような流れから、LGBTに代わる言葉として、SOGIが使われるように
なりました。
LGBT、という言葉は、LGBTの方々を、その他の方とは異なる存在であるよう
に印象付ける、という指摘もあります。
LGBTの方の中には、この言葉を使われることを不快に思う方もいます。
一部の人だけではなく、全ての人の性的なあり方全体を含めたことを示す
言葉として、使用されています。
前回ご紹介した神奈川県もそうですが、地方自治体では、この「SOGI」を
リーフレットなどで広く使用しています。
また、LGBTQIA(エルジービーティーキューアイエー)という言葉も使われる
ようになってきました。
+は、ほかにもさまざまなセクシュアリティがある、ということを
意味します。
Q クエスチョング
性別や性的指向を迷っている人、又は決められない人、決めていない人。
Qには、クィアも含みます。
クィアとは、定義が難しい言葉の様ですが、現在は、性的マイノリティを
包括し自身を指す言葉として使用されています。
I インターセックス
身体的な性が男性と女性、両性の特徴を持っている人
A アクセクシャル
他者に対して、性的魅力を感じない人
LGBTQIAという言葉でも、全てを表すことはできません。
多様な性があることを理解し、多様な生き方をお互いに尊重すること。
それが一番大切だと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
「人」と「組織」と「社会」のみらいのために
社会保険労務士事務所みらいのメンバーブログを、
どうぞよろしくお願い申し上げます。
飯村