介護保険料の徴収ってどうするの?

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皆さまこんにちは、社会保険労務士事務所みらいの土屋です。

街はすっかりクリスマス一色ですね~。

「今年のクリスマスは任天堂switch(⇒在庫不足で超入手困難)がいい」
と子供に言われまして…。

あちこち探しまわっても見つからず途方に暮れていたら、
夕食の支度中にたまたま見たサイトが販売状態!
フライパンで野菜を炒めながら慌ててポチリとしたら、
なんと本体だけでなくソフトが2本もついたお高いセット商品でした。

注文キャンセルをしたら次に本体を入手できる保証はなく…そのまま購入。
我が家の慌てんぼうのサンタクロースさんは、今年は大盤振る舞いです。。。

 

そんな私のショッキングな出来事はさておき(笑)、
今日のテーマは「介護保険料」についてです。

これまでにも「介護保険料」という言葉はブログの中でも登場していましたが、
いつもいつも「健康保険料(+介護保険料)」なんていう形で、
あまり目立たない存在でしたね。

皆さまにとっても、一定の年齢になると介護保険料が取られるんだよね、
くらいの感覚ではないでしょうか。
今日は、そんな介護保険料にスポットを当てたいと思います!

 

介護保険は、年齢によってふたつの区分に分かれています。

保険者種別

※厚生労働省発行のリーフレットより

 

65歳以上の方(第1号被保険者)の保険料徴収は、原則年金からの天引き

40歳から64歳の方(第2号被保険者)は、医療保険料と一体的に徴収
会社が健康保険料と一緒に徴収する
(国民健康保険の方は国民健康保険料と一緒に徴収される)ということです。

 

介護保険料は、健康保険料や厚生年金保険料と同じく「月ごと」で
保険料を計算しますので、日割りはありません。

第2号被保険者の保険料は「40歳になった月から徴収開始」と書いてありますので、
例えば11月15日生まれの人は11月分から介護保険料が発生する
(社会保険料が翌月控除であれば12月支給給与から控除開始)というわけです。

なんだ単純じゃないか~と思われるかもしれませんが、
実は1点注意しなければならないことが…。

 

1日生まれの人は、お誕生日の前月分から保険料が発生します!

 

11月1日生まれの人は、10月分から介護保険料が発生するのです。
(翌月控除なら11月支給給与から控除開始)

 

え?どうして??と思ってしまいますが、
これは「年齢計算に関する法律」というもので定められていて、
社会保険制度では年齢を考えるときに誕生日の前日にその年齢に到達した
と考えるんです。

11月1日生まれの人は、10月31日に40歳に到達したということになり、
10月分から介護保険料が発生するのです。

 

一体なぜなんでしょうか…。
私が少し調べた限りでは、誕生日の前日24時に1年を満了して
次の年齢に達するから…という話が書いてありましたが、
いずれにしても分かりにくい!!うっかり忘れてしまいそうですよね。

1日生まれの従業員の方がいらっしゃる会社様では、どうぞご注意ください。。

 

そして65歳になった月からは介護保険料は年金天引きになりますので、
給与からの控除はストップしなければなりません。

こちらも1日生まれの人はひと月ずれる…。

11月15日生まれの人:11月の介護保険料から年金天引き開始
⇒翌月控除なら12月給与から介護保険料控除をストップ
11月 1日生まれの人:10月の介護保険料から年金天引き開始
⇒翌月控除なら11月給与から介護保険料控除をストップ

 

また、65歳以降も社会保険加入の条件を満たしていれば
厚生年金保険料や健康保険料は引き続き控除しますから、
介護保険料だけ65歳到達のタイミングで控除をストップしなければなりません。

この点も注意が必要ですね。

 

 

ところで、介護保険には「被扶養者」という概念はなく、
40歳以上であれば誰でも「被保険者」になります。

健康保険上扶養されている妻が40歳以上であれば、
その妻は介護保険上は「被保険者」なのです。

 

では例えば。
38歳の夫が、介護保険被保険者である40歳の妻を扶養している場合などは、
介護保険料の徴収はどうなるのでしょうか。

 

これは、加入されているのが
「協会けんぽ」なのか「健保組合」なのか
によって異なります。

 

協会けんぽは、介護保険料の徴収は夫の年齢のみで判断します

夫が40歳未満であれば、妻が40歳以上であっても介護保険料は徴収されません。
夫が65歳以上になったら、妻がまだ65歳未満であっても
給与からの控除はストップします。

 

一方で健保組合は、妻の年齢も含めて判断する場合があります

夫が40歳未満であっても、妻が40歳以上であれば
夫から介護保険料を徴収するケースがあるということです。
夫が65歳以上になっても、妻がまだ65歳未満であれば
給与から介護保険料が控除され続けることになります。
(⇒夫は年金からも自分の介護保険料が天引きされる)

全ての健保組合がそのような取り扱いをしているわけではなく、
協会けんぽと同じように夫の年齢のみで判断するところもあります。

どちらの取り扱いなのかは加入されている健保組合の規約を確認してみてください。

※妻だけでなく、父母などを健康保険の扶養に入れている場合も同様です。

 

介護保険料はちょっとマイナーな存在である分、
細かい部分についてあまり知られていないように思いますが、
間違いのないように処理していきたいですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

次回は、社会保険料が免除になるときについてお話したいと思います。

 

「人」と「組織」と「社会」のみらいへ
社会保険労務士事務所みらいのメンバーブログを
引き続きよろしくお願いいたします。

 

土屋

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